6月29日(金)夜6時30分より愛知建築士会会議室で開催。
支部会員の磯部庄司さん(ZIN設計)を講師に25名の方にご参加いただきました。
テーマは「建築基準法施行令第46条:木造の構造耐力上主要な軸組」についてでしたが、講演の始めに令46条の基準がどのような条件の基に設定されたかの話があったと思いきや、それはあっという間に終わり、会場は瞬く間にイソベワールドへ。
磯部さんはベテラン構造設計者、マニアックな構造計画で設計された住宅の事例、自ら考案した合わせ梁の試験体を実験場へ持ち込んだ実大実験レポート、熊本震災の現地視察で被災した建物の倒壊原因を検証するなど、様々なお話を伺うことができました。
磯部さんは現在、できるだけ費用を掛けない耐震改修設計についての勉強会の場を持ち、勉強会参加者と共に北支部改修設計モデルを作成したいとの構想があるそうです。耐震改修が進まない原因の一つに多額の費用が掛かるということがあるためです。
ご興味のある会員のみなさんは、一緒に考えてみませんか。