去る5月29日(月)18時30分より愛知建築士会会議室にて講演と座談会「報酬」を開催、会場には支部会員をはじめ他支部会員、日本建築家協会会員など建築関係者のほか他業種の方にもご参加いただき、会場は所狭しで熱気ムンムンとなりました。
前半の講演は一級建築士の柳澤壮一郎氏(株式会社柳澤設計事務所取締役)を講師にお招きし、国交省告示15号に定められた建築士の業務報酬について学びました。告示の内容理解だけではなく、業務報酬を算出するための見積事例や、実際に発注者から寄せられた業務報酬への質問事例の紹介など実務に即した具体的な講演内容で、非常にわかりやすかったとの声が挙がりました。
後半の座談会は「お金のあれこれ」をテーマに、建設会社から見る「コスト設計」、大工の「請負金額」、グラフィックデザイナーの「資格がなくても参入できる業種の報酬」についての発表がなされ、それぞれの「お金のあれこれ」について参加者からの意見が止まらず、ついに閉会時間を超過したため途中で打ち切り終了となる程の盛り上がりでした。